我が国でも一昔前までは木造の家が当たり前でしたが、高度経済成長と科学技術の発展の結果、住宅事情は大きく様変わりしました。最近では、鉄筋コンクリートやビニールクロス、ステンレス、プラスチックなどが多用されるようになりました。 しかし便利で豊かになった反面、どうも身体の調子が思わしくない、と不定愁訴を訴える人が増え、心身症はまさに悩める現代人の現代病となってしまいました。
鉄筋コンクリートやビニールクロス、金属を多用した住宅に足りないもの。それは「木のぬくもり」です。見た目にもやさしい木の感触は、私たちにやすらぎをもたらしてくれます。木の家に足を踏み入れた時、かすかに清々しい香りを感じ、心地良い気分になった経験はありませんか。この清々しい香りの正体は、天然の木材が発する芳香成分「フィトンチッド」です。木の種類によって香りやその効用は様々ですが、気分を落ち着かせたり、咳を鎮めたりといった効果が知られています。
こういった木の家の魅力が、最近では様々な場面で見直され始めています。木造校舎が増え、木の机や椅子も復権しつつあります。木の机は肌触りが良く、温かみもあるため、子どもたちの気分を和やかにします。また、木の香りが気を落ち着かせ、学習効果を高めます。さらに木には室内の湿度をコントロールする優れた機能があり、金属やコンクリートに見られるような結露がなく、カビやダニなどの発生を抑えます。
昭和31年 | 故中野正治が中野物産として創業。野球用バット素材生産を開始。 |
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昭和42年 | 法人設立と同時に工場を現在地に移転。ブレイキングバット(合板)生産を開始。 |
昭和48年 | 製材工場を増設。 |
昭和63年 | 日本ヒルデブランド社製乾燥(50石)2基増設。 |
平成 2年 | 集成材製造を開始。 |
平成 4年 | 建築内装部材加工工場新設。 |
平成 5年 | K型ムービングブレナー導入。 |
平成 7年 | 建築内装部材加工工場新設。 |
平成 8年 | TARI SHVILI(当社製作の犬ぞり)が北の生活デザイン工業デザイン部門において銀賞を受賞。 |
平成11年 | 展示場CENTER FIELD(THE AMUSEMENT PARK OF WOOD)開設(本社工場敷地内)。 |
機材用帯鋸盤、テーブル式バンドソー、バーカーほか製材設備一式、リップソー、ムービングブレナー、クロスカットソー3台、チッパー機1台、手動木材接着機一式、5軸モールダー、自動2面カンナ、自動1面カンナ2台、ジョインター、コンボーザーほか木材集成設備一式、角のみ盤、ルーター、昇降盤3台、木工倣い旋盤2台、手押しかんな盤2台、丸棒削り機、丸棒サンダー、ワイドベルトサンダー2台、超仕上かんな盤2台 スモークチップ製造機1台